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令和 2年 9月定例月会議(第 4日 9月30日)

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  1. 守山市議会 2020-09-30
    令和 2年 9月定例月会議(第 4日 9月30日)


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    最終取得日: 2021-07-18
    令和 2年 9月定例月会議(第 4日 9月30日)   令和2年守山市議会9月定例月会議会議録(第4日)   1 議 事 日 程      第1 常任委員長審査結果報告(認定第1号から認定第11号まで、議第65                     号から議第73号までおよび議第77号なら                     びに請願第1号)           質疑、討論、採決      第2 会議案上程(意見書第3号および意見書第4号)           議員提出           提案説明           質疑、討論、採決      第3 特別委員長審査報告      第4 議長辞職について      第5 議長選挙について      第6 委員会の所属変更について      第7 副議長辞職について      第8 副議長選挙について      第9 委員会の所属変更について      第10常任委員会委員の補充選任について
      2 本日の会議に付した事件      第1 常任委員長審査結果報告(認定第1号から認定第11号まで、議第65                     号から議第73号までおよび議第77号なら                     びに請願第1号)           質疑、討論、採決      第2 会議案上程(意見書第3号および意見書第4号)           議員提出           提案説明           質疑、討論、採決      第3 特別委員長審査報告      第4 議長辞職について      第5 議長選挙について      第6 委員会の所属変更について      第7 副議長辞職について      第8 副議長選挙について      第9 委員会の所属変更について      第10常任委員会委員の補充選任について   3 出席議員は次のとおりである。      1番  川 本 航 平          2番  酒 井 洋 輔      3番  藤 原 浩 美          4番  今 江 恒 夫      5番  田 中 尚 仁          6番  西 村 弘 樹      7番  赤 渕 義 誉          8番  福 井 寿美子      9番  渡 邉 邦 男         10番  石 田 清 造     11番  森 重 重 則         12番  新 野 富美夫     13番  國 枝 敏 孝         14番  山  直 規     15番  小 西 孝 司         16番  小 牧 一 美     17番  筈 井 昌 彦         18番  森   貴 尉     19番  高 田 正 司         20番  藤 木   猛   4 欠席議員は次のとおりである。       な   し   5 会議に出席した説明員         市長           宮 本 和 宏         教育長          田 代 弥三平         代表監査委員       馬 場   章       上記の者に委任または嘱託を受けた職員         副市長          川那辺 守 雄         政策監          村 田 朋 弘         事務監         (兼)こども家庭局理事  武 田 遼 介         総合政策部長       今 井   剛         危機管理局長       吉 川 与司一         総務部長         福 井   靖         環境生活部長       山 本 哲 雄         環境生活部理事      川 瀬   正         健康福祉部長         (兼)こども家庭局長   木 村 勝 之         健康福祉部理事      高 橋 みちえ         都市経済部長         (併)上下水道事業所理事 中 島   勉         都市活性化局長      飯 島 秀 子         都市活性化局理事     服 部   裕         教育部長         細 谷 修 司         財政課長         稲 田   斉   6 会議に出席した議会事務局職員         局長           北 脇 嘉 久         次長           小 島 善兵衛         書記           松 山   正         書記           田 口 二 行         書記           藤 本   宏              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜                     再開 午前9時30分 ○議長(小西孝司) 皆さん、おはようございます。  ただいま定足数に達しておりますから、令和2年守山市議会9月定例月会議を再開いたします。  日程に入るに先立ちまして、諸般の報告をいたします。  本日、17番筈井昌彦君他6人から意見書第3号、および11番森重重則君他8人から意見書第4号が提出されています。よろしくご審議のほどお願いいたします。  以上で諸般の報告を終わります。  それでは、これより本日の会議を開きます。              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜   日程第1 常任委員長審査結果報告(認定第1号から認定第11号まで、議第65号から議第73号までおよび議                  第77号ならびに請願第1号) ○議長(小西孝司) 日程第1、認定第1号から認定第11号まで、議第65号から議第73号までおよび議第77号ならびに請願第1号を一括議題とし、各常任委員長からおよび決算特別委員長から審査結果の報告を求めます。  まず、総務常任委員長の報告を求めます。  総務常任委員長。              〔総務常任委員長 田中尚仁議員 登壇〕 ○総務常任委員長(田中尚仁) ただいま議長のご指名を頂きましたので、総務常任委員会の審査結果をご報告いたします。  当委員会に付託を受けました案件は、認定第11号令和元年度滋賀県市町村交通災害共済組合一般会計歳入歳出決算の認定について、議第65号令和2年度守山市一般会計補正予算(第7号)(分割審議)第1条歳入歳出予算の補正のうち歳入全部、歳出款1議会費、款2総務費、項1のうち目1、目8、目10、目12、目13、目17、目20および項6、款3民生費、項1のうち目7および目8、第3条地方債の補正、議第77号令和2年度守山市一般会計補正予算(第8号)(分割審議)第1条歳入歳出予算の補正のうち歳入全部。以上、認定案件1件、予算案件2件の計3件でありました。  今定例月会議休会中の去る9月17日の午前9時30分から当委員会を開催し、理事者側より副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、活発な質疑応答を繰り返し、慎重審議の結果、認定第11号につきましては、全会一致で原案のとおり認定すべきものと決しました。また、議第77号につきましては、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。また、議第65号については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、総務常任委員会の審査結果の報告を終わります。 ○議長(小西孝司) ただいまの総務常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小西孝司) ないようでありますので、次に文教福祉常任委員長の報告を求めます。  文教福祉常任委員長。             〔文教福祉常任委員長 森重重則議員 登壇〕 ○文教福祉常任委員長(森重重則) ただいま議長のご指名を頂きましたので、文教福祉常任委員会の審査結果をご報告いたします。  当委員会に付託を受けました案件は、議第65号令和2年度守山市一般会計補正予算(第7号)(分割審議)第1条歳入歳出予算の補正のうち歳出款3民生費、項1のうち目1から目3まで、および項2、款4衛生費、項1、款10教育費、第2条債務負担行為の補正、議第66号令和2年度守山市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議第68号令和2年度守山市病院事業会計補正予算(第1号)、議第69号令和2年度守山市育英奨学事業特別会計補正予算(第2号)、議第70号令和2年度守山市介護保険特別会計補正予算(第1号)、議第72号守山市放課後児童健全育成事業の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案、議第77号令和2年度守山市一般会計補正予算(第8号)(分割審議)第1条歳入歳出予算の補正のうち歳出款4衛生費、請願第1号少人数学級ときめ細かな教育を求める請願。以上、予算案件6件、条例案件1件、請願1件の計8件でありました。  今定例月会議休会中の去る9月18日の午前9時30分から当委員会を開催し、理事者側より副市長、教育長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、慎重審議の結果、議第66号、議第68号から議第70号まで、議第72号および議第77号は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。また、議第65号については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  請願第1号については、委員会での協議の結果、具体的な1学級あたりの人数等については、守山市の財政状況を考えながら今後検討する必要がありますが、きめ細やかな指導による教育の推進についての考え方は賛同するものであり、議論を重ねた結果、賛成多数で趣旨採択すべきものと決しました。  以上、文教福祉常任委員会の審査結果の報告を終わります。 ○議長(小西孝司) ただいまの文教福祉常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小西孝司) ないようでありますので、次に環境生活都市経済常任委員長の報告を求めます。  環境生活都市経済常任委員長。           〔環境生活都市経済常任委員長 國枝敏孝議員 登壇〕 ○環境生活都市経済常任委員長(國枝敏孝) ただいま議長のご指名を頂きましたので、環境生活都市経済常任委員会の審査結果をご報告いたします。
     当委員会に付託を受けました案件は、議第65号令和2年度守山市一般会計補正予算(第7号)(分割審議)第1条歳入歳出予算の補正のうち歳出款2総務費、項1のうち目11、目14、目19、および項3、款4衛生費、項2、款6農水産業費、款8土木費、議第67号令和2年度守山市下水道事業会計補正予算(第1号)、議第71号守山市使用料および手数料条例の一部を改正する条例案、議第73号守山市廃棄物の減量および適正処理ならびに環境美化に関する条例の一部を改正する条例案。以上、予算案件2件、条例案件2件の計4件でありました。  今定例月会議休会中の去る9月23日の午前9時30分から当委員会を開催し、理事者側より副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、慎重審議の結果、議第67号および議第71号は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。また、議第65号および議第73号は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、環境生活都市経済常任委員会の審査結果の報告を終わります。 ○議長(小西孝司) ただいまの環境生活都市経済常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小西孝司) ないようでありますので、次に決算特別委員長の報告を求めます。  決算特別委員長。              〔決算特別委員長 田中尚仁議員 登壇〕 ○決算特別委員長(田中尚仁) ただいま議長のご指名を頂きましたので、決算特別委員会の審査結果をご報告いたします。  本定例会におきまして、当委員会に付託を受けました案件は、認定第1号令和元年度守山市一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号令和元年度守山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号令和元年度守山市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号令和元年度守山市育英奨学事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号令和元年度守山市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第6号令和元年度守山市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第7号令和元年度守山市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第8号令和元年度守山市水道事業会計決算の認定について、認定第9号令和元年度守山市下水道事業会計決算の認定について、認定第10号令和元年度守山市病院事業会計決算の認定について。以上、認定案件10件でありました。  今定例月会議休会中の去る9月24日および25日に当委員会を開催し、理事者側より副市長をはじめ関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、活発な質疑応答を繰り返し、慎重審議の結果、認定第3号、認定第4号および認定第7号から認定第10号までは、いずれも全会一致で原案のとおり認定すべきものと決しました。また、認定第1号、認定第2号、認定第5号および認定第6号については、賛成多数で原案のとおり認定すべきものと決しました。  以上、決算特別委員会の審査結果の報告を終わります。 ○議長(小西孝司) ただいまの決算特別委員長の報告に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小西孝司) ないようでありますので、各常任委員長および決算特別委員長の審査結果の報告ならびに報告に対する質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  発言通告書が提出されておりますので、16番小牧一美さん、7番赤渕義誉君、9番渡邉邦男君、8番福井寿美子さん、3番藤原浩美さん、14番山崎直規君、2番酒井洋輔君の順位により順次発言を許します。  16番小牧一美さん。                〔16番 小牧一美議員 登壇〕 ○16番(小牧一美) それでは私は、認定第1号・第2号・第5号ならびに第6号の決算の認定について、反対の立場から討論を行います。  初めに、認定第1号令和元年度守山市一般会計歳入歳出決算の認定について、申し上げます。  令和元年度守山市一般会計は、当初予算では対前年度比7%、額にして17億6,000万円増の270億6,000万円でスタートし、その後8回の補正を行い、最終予算現額は328億2,697万7,000円でした。市長就任以来、予算規模は拡大し続けております。毎年、最高額を更新し、高度経済成長期かと見まがうほどの右肩上がりの予算です。  最終の歳入歳出決算では、歳入総額301億1,547万円、歳出総額は288億8,046万8,000円となり、歳入歳出ともに予算額と決算額の乖離は拡大し、翌年度への繰越額は前年度を大きく上回る31億3,200万円余であり、単年度では決着できない大型建設事業がめじろ押しというのがその要因です。  健全な財政運営に努めると言いながら乱暴とも言える積極予算。思ったことは、ごり押しでも進めるというような市政運営の特徴が決算に表れているのではないでしょうか。決算の支出の伸びはお金の使い方の問題だけではなく、かねてから指摘されている職員の働き方にも少なからず直結しています。働き方改革が形骸化した市政の実態が見て取れると言わなければなりません。  歳入全体の43.4%を占める市税収入は130億7,425万円で対前年度1億4,433万円の増となりました。昨年に引き続き個人市民税固定資産税において、納税義務者数や個人所得の増、新築家屋の増や減価償却の課税客体の増によるものとのことでした。  人口の増加は市政の発展にとって喜ばしいことではありますが、増え続ける戸建住宅に、これまでにはなかった新たな市政課題も生じています。市内各所での朝夕の交通渋滞、保育園の待機児童などは早急に対応することが求められます。法人市民税が昨年度より減少していることについて、前年は大きく税収が伸びた企業があったことが要因とのことでしたが、消費税増税、景気の落ち込み、企業の業績が伸び悩んでいることも要因の一つだと思います。  地方消費税交付金が10月からの消費税の増税で増収と見込み、当初予算で13億6,000万円入ってくることを見込んでいたものの決算では12億9,664万円。増税で税収が増えて当たり前なのに結局、約1億円も当てが外れた形となりました。要因は買い控えによるものとのことです。ここに市民の暮らしの実際が表れていると思います。個人市民税の堅調な伸びばかりに目を奪われないで市民の暮らしの実際をもっと丁寧に見る必要があるのではないでしょうか。  さて、市長はこの間、住みやすさ日本一を目指すと言われて市政運営をしてこられました。ようやく中学校給食が開始されようとしていることに生徒・保護者の期待は膨らみます。実施が遅かったとはいえ、ようやく踏み出されたことは評価します。住みやすさの実現という視点においても施策の優先順位はどうなのか。このことについて熟慮、集団での協議、妥当性の検証が必要ではないでしょうか。市民の大切な税金の使い方としてもっと大事にしていただきたいことは、市民の願いに寄り添うということです。この間の市政運営が市民の気持ちとずれがあることにお気づきでしょうか。  以下、率直に指摘をさせていただきます。  歳出のうち年々増え続ける建設事業。建設事業費の合計は50億6,269万円、これも過去最高額でした。国の補助を有効活用し、26億6,000万円は国・県の補助を受けるとはいえ、大型公共事業の集中する事態とあなっていることに対し、もっと慎重に謙虚な姿勢で事業を進めるべきではないでしょうか。大事なことはシンプルで使い手にとって使い勝手のよい施設の整備です。どの建設事業もその必要性は理解はいたしますが、その整備の在り方は必要以上に華美になってはいないか、不要不急な事業はないか、整備後の管理のしやすさなど、どれだけ熟慮をしているのかが問われます。  新図書館に多くの来場者があり、利用者実績は過去最高と歓迎するものですが、附属ゾーンは果たして図書館に必要だったのか。そのことによって図書館機能以外の仕事や管理が発生していることも事実です。多くの利用者から歓迎されているとはいえ、デザイン性を重視した守山中学校校舎浮気保育園の園舎、供用開始後すぐに、また数年たってから、使い勝手において様々な問題が生じています。市民の大切な税金の使い方の妥当性について、もっと謙虚に向き合うべきです。  今、進行している市役所整備は絶対に華美なものにはしない。何よりも使いやすさと機能性を最優先にすること、このことを肝に銘じて向き合っていきましょう。特に、これほど建設事業が膨れ上がっている時だけに、改めて謙虚な姿勢で整備にあたるべきことを指摘をさせていただきます。  住みやすさ日本一を目指すというその掛け声と矛盾する最大の市政課題は、なかなか減らない待機児童です。家庭的保育小規模保育といった地域型保育を整備し、民間保育園を誘致してもなお保育園入園希望者に施設整備が追いつかない。公立保育園を整備するよりも民間保育園で整備するほうが国の補助を有利に受けられる。簡単な改修で保育所を開設できるという理由で待機児童対策を進めています。そこには子どもにとって最良の日常の確保という視点が欠落していることは大変残念です。園庭を併設しなくてもよい、自園調理給食でなくてもよいという安上がりな施設整備を何のちゅうちょもなく推進する姿勢は、待機児童を解消したいという行政の都合のみを優先しているのではないかと極めて残念です。  確かに待機児童を解消することは市民ニーズへの対応として求められることですが、人口増を誇りとするのなら、当然、子育て施設を率先して整備することは市の責任です。乳児も幼児もその一日一日、保育者との関わりの中で目覚ましく成長する。その責任を行政は果たそうとするならば、保育にふさわしい環境整備に責任を負うべきです。隣接する園庭で安心して外遊びができる環境、給食ができる音やにおいを全身で感じる食育の環境、保育者が安心して安定的に働き続けられる労働条件の保障、どれも欠落させてはいけない守山市がなすべき保育環境の整備です。  子育て世帯が守山市を選択して住宅購入してくださっていることは歓迎すべきことです。その期待に応える責任を守山市は果たしましょう。子どもを育てる最良・最善の保育・教育環境をもっと積極的に講ずるべきことを求めたいと思います。  次に、今、最も疑問の声が聞かれるのが地方創生に関する事業です。  国が旗を振って地方を競わせた地方創生。地方創生推進交付金事業は1,400万円余のお金を使って自転車を軸とした観光振興を行っています。平成27年10月から始まって令和2年度が最終年となりますが、とりわけ自転車事業促進はビワイチを県を挙げて推奨され、守山市の知名度を上げることに一定の成果はあったとしても、費用対効果として守山市にどれだけ仕事が創出されたのか、観光の税収がどれだけ増えたのか精緻な検証が必要です。  ビワイチ一周に挑戦された方が10万9,000人とのことでした。これは県が発表した数字とのことですが、自転車愛好家の皆さんが真夏や真冬でもビワイチを楽しんだとしても、年間365日で割って毎日300人の人がビワイチに挑戦されたとはにわかに信じがたい数字です。守山市の推進する事業での指標は、守山市としての数値を出して客観的な検証が必要です。何よりも守山市民がこの事業に対し必要性と市政全般から見た理解を示しているのかどうか見極めることが必要です。ビワイチ守山PRに811万円もの支出をすることは妥当とは思えません。  一方で、国の地方創生に公共交通の充実が位置付けられて地域振興課で所管されていた公共交通施策は、結局もーりーカーの域を脱することなく、地方創生としての新たな取組にはなりませんでした。今年度は担当が都市計画課に変更となり、市長が地方創生のために創出した地域振興課自転車推進施策が重点化されています。職員の人手不足が大きな課題になっている中で、この事業の在り方と課の設置の在り方は市民にも職員にも理解が得られるとは思えません。今年度、終了期間を迎えることを機に、この役割を終えられることが適当と私は考えます。  次に、令和元年度、守山市が取り組もうとした人づくりについて申し上げます。  市長の手腕を存分に発揮し、自治体間での競い合いに勝ち抜こうと頑張る守山市の姿は、活力あるまちが形成されてきた感もありますが、次々と新規事業に職員を駆り立て、結局、職員が疲弊する結果となっているのではないでしょうか。休職している職員、途中で退職してしまった職員もいることが委員会で明らかにされました。守山市を支えていってくれるべき貴重な優秀な人を失っていることは守山市にとって大きな損失です。  地域活動の後継者、市職員の育成、どの分野も今、人手不足が社会問題化する中で、人を大事に育てるという視点が、社会全体にも守山市役所にも求められると思います。  地方自治体には、既になすべき通常業務があるのですから、新規事業の是非、展開の是非はもっと広く深く議論し、実施を見送る決断も時には必要です。トップダウンの行政運営は自重することが求められます。  併せて、地域活動の後継者不足が問題と言われますが、まるごと活性化や「わ」で輝かせよう自治会報償といった仕組みは、行政の事務の下請要素を強くしています。自治会に対する依存度が大きくなっているという認識に立たない限り、自治会活動の負担は軽減されないし、後継者不足の解決にはなりません。自治会はあくまで自主組織。全ての自治会が市の要請に同じように応えられるはずもなく、本来、市民に対して平等に提供されるべき行政サービスは居住地によって格差はあってはならないはずです。  日本社会の労働環境が自営業者が少なくなり、サラリーマン化と過重労働となっているという社会的要因から、地域活動の担い手確保が難しくなっていることを直視して、自治会に依存を強める傾向を改めるべきではないでしょうか。  最後に、令和元年は景気の落ち込みから増税すべきではないという反対の声を押し切って、政府が消費税を増税を強行いたしました。そして、新型コロナ感染症の拡大です。今後どのような感染状況になってくるのか予断を許しません。既に景気の落ち込みはリーマンショックをはるかに超えるものとなっており、今年度以降の税収は大変厳しいものになることは容易に想像できます。  これまでの財政見通しを見直す必要があり、なおさら不要不急の事業は厳しく見直すことが求められます。何よりも休業・廃業による解雇などによって、生活そのものが成り立たなくなる事態に住民が陥ってしまいかねない市民生活と地域の経済を、市役所はどのように支えるか。ここにこそ政治の在り方、政治姿勢が大きく問われる時ではないでしょうか。こういう時こそ戦略的に検査体制を充実し、徹底的にウイルスを封じ込める対応や、暮らしや営業を支える財政措置を十分に発揮することが政治に課せられています。  市制施行50周年を迎えた守山市。新しい50年に向かってどのようなまちづくりをしていくのか。先人が築いてくださった地域と産業、自然、文化を大事に尊重し、今、様々に頑張っている人々の暮らしや産業、地域が今後も維持・発展するように下支えをしながら、新しいことにも挑戦していくことが大事です。  不易と流行という視点を次年度以降に大切にしていただくことを要望し、令和元年度守山市一般会計歳入歳出決算の認定の反対討論といたします。  次に、認定第2号令和元年度守山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について申し上げます。  平成30年度から都道府県が国保財政の責任を負う新制度に移行して、今後四、五年かけて国保税を標準保険料率の水準に統一していくことを自治体に要求しています。特に滋賀県は国方針に前のめり。都道府県化・統一化を強力に推し進めています。  守山市では財政調整基金を活用して保険税を上げずに対応していますが、国が進めるように一般会計の法定外繰入もせず、基金の活用ができなくなれば、標準保険料に合わせるために大幅な国保税の引上げをすることになり、際限のない国保税の引上げにつながりかねません。  守山市の国保加入世帯は8,938世帯。全世帯の約28%です。加入世帯のうち年間所得が300万円以下の世帯は9割を超えて91%とのことでした。国保税は今でも高過ぎる水準にあり、協会けんぽ、組合健保、共済など他の公的医療保険と比べても大きな格差があります。これをさらに引き上げれば、住民の命と健康、暮らしが脅かされるだけでなく、国民健康保険制度そのものの存立さえ脅かすことになります。  国の言いなりに国保税の大幅引上げに進むのではなく、住民の福祉の増進という地方自治体の本旨にのっとって、自治体の主体性を生かした健康増進を進め、安心して医療にかかれる国民健康保険制度となることを求め、令和元年度守山市国民健康保険特別会計決算に反対をいたします。  次に、認定第5号令和元年度守山市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。  令和元年度の介護保険は、平成30年度からの第7期介護保険事業計画の中間年でした。国は2014年、介護保険法を改悪して、要支援1と2と認定された人の訪問介護・通所介護を介護保険の対象から外し、サービスの種類も量もそれぞれの自治体任せ。サービスの担い手もボランティアなどで無資格者でも可能とする新総合事業へ移行させました。  守山市は他市に先んじて、この新総合事業を推進しています。資料に表れているように、訪問型サービスで介護型を実施している事業者は2か所です。通所型事業サービス事業で介護型を実施しているのは9か所。生活支援サポーターも養成講座を修了した66人のうち修了された方はたったの5名です。専門的知識・技能を有する人によって担われるべき介護サービスを安価なサポーターに委ねようとするサービスの提供は進まず、報酬単価が低いために事業者も撤退しています。  国は今この省令を、まだ改正して、この総合事業の対象を要介護5の人まで拡大して、全ての要介護者を本人の希望と自治体の判断で総合事業の対象にすることまで考えていることが日本共産党小池書記長の厚生労働省からの聞き取りで明らかになりました。こんなことをしたら、もう介護保険制度は崩壊します。  介護保険制度は家族介護から社会で支える介護へというスローガンを掲げて導入されました。だから40歳以上の全国民が保険料を負担しています。しかし実際には要介護度に応じてサービス内容や支給額が限定され、スタート当初から保険あって介護なしと言われてきましたが、歴代政権の社会保障費削減路線の下で、負担増やサービス取上げの制度改悪が繰り返されています。今ますます、本来、介護を受けるべき人を介護保険から外す動きを強めています。  守山市では市内の介護認定者が少なくなっているとのことですが、元気なお年寄りが増えることは喜ばしいことではありますが、実際は介護認定が認められなかったり、機能訓練を受けたいのに本人の同意もなく卒業させられたりすることがあったとしたら、それはあってはならないことです。必要な人に必要なサービスが提供されているのか、市民に寄り添った関わりが求められます。  今、地域ごとに進められている「我が事・丸ごと」地域共生社会は、介護予防を地域のボランティアに委ねようというものです。地域の支え合いそのものはとても尊いものですが、本来、政治の責任として担うべき介護事業を地域住民の善意に委ねることは、サービスの後退、行政の責任の後退につながりかねません。  まさに保険あって介護なしの事態をますます強めようとするなど改悪を繰り返す介護保険制度、このような制度の仕組みそのものに反対の立場から、令和元年度守山市介護保険特別会計の決算に反対をいたします。  最後に、認定第6号令和元年度守山市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、申し上げます。  後期高齢者医療制度は、公的医療費への国の財政支出を削るための医療構造改革の一環として2008年に開始され12年になります。75歳以上の高齢者を対象に、それまで入っていた国民健康保険や協会けんぽなどから脱退させられ、後期医療に加入することになりました。  制度発足前、厚生労働省の幹部が、医療費が際限なく上がり続ける痛みを後期高齢者が自分の感覚で感じ取っていただくと発言しましたが、それは既に現実のものとなって進んでいます。75歳以上の人口が増えると保険料がアップする仕掛けのため、制度導入以来2年に1度の見直しの度に保険料の値上げが繰り返されています。  現年度徴収率が99.8%と目標を上回る収納率とのことでしたが、年金から天引きされる仕組みであり、年金そのものはマクロ経済スライド制で減り続けています。しかし、後期高齢者保険料は増加。暮らしは圧迫されるばかりです。  高齢者の命と健康を脅かす負担増は許されません。後期高齢者医療制度を廃止して元の老人保健制度に戻し、際限ない保険料アップの仕組みなどをなくすべきです。後期高齢者医療事業制度そのものに反対の立場から、守山市後期高齢者特別会計決算に反対をいたします。 ○議長(小西孝司) 7番赤渕義誉君。                〔7番 赤渕義誉議員 登壇〕 ○7番(赤渕義誉) 議長のお許しを頂きましたので、私は認定第1号令和元年度守山市一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論させていただきます。  まず、令和元年度は、最重点施策である環境施設更新工事の着工、新庁舎整備の基本設計への着手など、本市の将来を見据えた大規模事業が目に見えて動き始めた年になったと感じております。その中でも来年10月からの新環境施設の稼働に向けては、新たなごみの分別区分やごみの減量化施策について十分な検討を重ねてこられたところですが、今後、市民の皆様にしっかりと理解していただけるよう丁寧な周知をお願いするものです。  また、環境施設の付帯施設である交流拠点施設整備も順調に進捗が図られており、令和3年4月の供用開始に向けて環境学習都市推進に係る事業が大きく前に進むことを大いに期待いたします。  また、子育てに係る施策の中では、待機児童の解消を喫緊の課題とし、法人立保育園の設置による受入枠の拡大や保育士人材の確保などに取り組まれました。平成30年度と比較すると待機児童は減少しており、待機児童対策に努力されている結果であると評価いたします。  しかし、幼児教育・保育の無償化などの影響により、多くの待機児童が存在している状況は変わらず、今後も積極的な待機児童対策の実施を望むところであります。  また、地方創生の取組として、自転車を軸とした観光振興の推進事業を引き続き実施されました。漁船タクシーの運航やスマートフォンアプリを活用したスタンプラリーなどビワイチのPR事業や他の自治体と連携した事業などを推進された結果、国土交通省からナショナルサイクルルートの指定を受け、「ビワイチ発着地のまち」としての守山市のイメージの定着化が進んでいると考えられます。今後も継続して事業を推進し、広域自治体や企業との連携により、さらなる観光客誘致、市内の経済活性化とともに市民の健康増進につながることを期待するところです。  さらに、小中学校のICT化推進事業や大津での痛ましい事故を契機とした通学路安全対策事業など課題の解決を積極的に進められた結果、歳出総額におきましては288億8,000万円余と、平成30年度より8億5,000万円余の増となりましたが、住みやすさ日本一が実感できる守山の実現を目指し、事業を推進された結果であると考えています。  令和元年度においては、このような様々な事業に取り組む中にあっても、個人市民税固定資産税の顕著な伸びによる市税収入や国庫補助金などの財源の確保により、6億6,800万円余の実質収支を確保し、健全化判断比率においても引き続き早期健全化基準を下回る結果となり、健全な財政運営を継続していると考えられ、評価に値するものであります。  しかし一方で、令和元年度末から始まった新型コロナウイルス感染症拡大の影響は、いまだ収束が見込めず、新たなコロナ対策経費の発生や感染症拡大による市税収入などへの影響については憂慮するところであります。  今後においては、当面続く人口増加に対応し、財政規律を遵守しつつ、予定された大規模事業を着実に進め、新型コロナウイルス感染症への適格かつ迅速な対応を講じながら、住みやすさ日本一の実現に向け、引き続き取り組まれるようお願いして、認定第1号令和元年度守山市一般会計歳入歳出決算の認定についての賛成討論といたします。 ○議長(小西孝司) 9番渡邉邦男君。                〔9番 渡邉邦男議員 登壇〕 ○9番(渡邉邦男) ただいま議長のお許しを頂きましたので、私は認定第2号令和元年度守山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論をいたします。  令和元年度における国民健康保険の財政運営は、医療費が高額となる入院件数の増などにより保険給付費が対前年比3.1%の増となったものの、国保財政調整基金を4,500万円取り崩したことなどにより黒字決算となりました。しかしながら、国民健康保険の加入者の多くは所得水準が低く、年齢構成が高いなど構造上の問題があり、財政基盤は不安定な状況にあります。  このような中、保健事業においては、特定検診の受診率向上対策として、過去の検診受診歴や入院歴などを人工知能により分析し、受診行動に合わせた個別勧奨により受診率の向上に努められました。その結果、受診率は42.4%と前年度に引き続いての上昇となりました。その他、国保税徴収においても関係課と連携した納付指導や口座振替の推進など、より一層の収納率向上に取り組まれ、その結果、現年分は95.2%で0.37ポイント上昇し、滞納分においては21.05%で前年度と比べ1.69ポイント下回りましたが、総計では79.63%となり、前年度と比べ0.62ポイントの上昇となりました。  今後においてもますます少子高齢化が進み、国保を取り巻く環境は引き続き厳しい状況が見込まれますが、国保財政調整基金等の剰余金の活用などにより財政運営の安定化に取り組み、また、保健事業を中心とした医療費適正化対策の展開を推進していくことが必要です。  以上のことを踏まえ、平成30年度から始まった国保広域化による財政基盤の安定により、誰もが安心して医療が受けられる制度として、持続可能なものとなることをお願いし、認定第2号に賛成するものです。  以上、賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(小西孝司) 8番福井寿美子さん。                〔8番 福井寿美子議員 登壇〕 ○8番(福井寿美子) ただいま議長よりお許しを頂きましたので、私は、認定第5号令和元年度守山市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定、および認定第6号令和元年度守山市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論させていただきます。  まず、認定第5号令和元年度守山市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。  全国的に高齢化が進展する中、本市も令和2年9月1日時点の高齢化率は、全国や県と比較すると低いものの、21.91%と超高齢化社会に突入しており、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる2025年、さらに団塊ジュニアの方が高齢となる2040年に向けて、一段と高齢化が進むものと考えられます。  そのような中、令和元年度は第7期高齢者福祉計画、介護保険事業計画の2年目として、高齢者に必要なサービスの適正な提供をはじめ介護保険事業の適正運営に努めていただきました。介護保険特別会計においては、令和元年度10月からの消費税増税による介護報酬および区分支給限度基準額の引上げや新処遇改善加算が創設されたことから、給付費の伸びは3.4%、また、1億4,700万円余の増額となり、歳出総額は51億7,000万円余となったと説明がありました。  一方、歳入においては第1号被保険者の増加から保険料収入の増加等により、総額52億8,000万円余となっております。  国・県ならびに市の負担金を合わせた歳入総額から歳出総額を引いた実質収支では1億9,000万円余の黒字となっており、適正な執行を認めるところであります。  本市の要介護認定状況が要介護1以下の軽度の認定者が多い状況にありますのは、地域で実施されている介護予防活動の支援など高齢者の自立支援、重度化防止の取組により、要介護の状態の軽減が図られているためと考えられますことから、引き続きそれらの活動を継続されることとともに、今後さらに進展する高齢社会を見据え、認知症対策の充実、生活支援コーディネーターや協議体を活用した地域の支え合いの取組を進め、地域包括ケアシステムのさらなる推進につなげていただきたいと思います。  こうしたことを踏まえ、令和3年度からの第8期計画の策定にあたっては、地域包括ケアシステムのさらなる進化を図るとともに、要介護等認定者の数や給付の推計をしっかりと行い、適切な保険料を算定し、持続可能な制度として運営が図られることをお願いし、認定第5号令和元年度守山市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成いたします。  次に、認定第6号令和元年度守山市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、申し上げます。  後期高齢者医療制度は、平成20年4月施行から12年が経過し、高齢者の日々の暮らしの安心を支えるために、今やなくてはならない制度として広く市民に認知され、定着しております。  近年の急速な高齢化の進展による被保険者数の増加と、それに伴う医療費の増大は、国民的な課題ではありますが、そのような状況の中、制度を的確に安定して運営することは、保険者である後期高齢者医療広域連合と、これを構成する市町の重要な責務でございます。
     このような状況の下、本市においては広域連合と被保険者を結ぶ窓口として、各種手続の周知や制度の改正に係る広報活動を行い、また、被保険者の理解を深めるとともに積極的な徴収活動に努められたことから、99.8%という高い収納率が達成され、制度の安定化に努められました。  一方、広域連合においては、高齢者の歯科健康診査などの保健事業の実施、また、重複・頻回受診者訪問指導事業やジェネリック医薬品の推奨など、医療費適正化事業を展開されている中、市においても健康診査の受託などにより医療費の抑制と被保険者の健康寿命の延伸に取り組まれているところであります。  現在、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、高齢者や基礎疾患のある方の重症化が懸念されていますが、今後とも市民の暮らしの安定を支えるために財源の確保や医療費の適正化による制度の安定運営に努められることだけではなく、元気で健康な高齢者を増やし、さらなる市民生活の質の向上の実現に努められることを期待して、認定第6号について賛成の討論といたします。  以上です。 ○議長(小西孝司) 3番藤原浩美さん。                〔3番 藤原浩美議員 登壇〕 ○3番(藤原浩美) それでは、まず、議第65号令和2年度守山市一般会計補正予算(第7号)について、反対の立場で討論します。  今回の補正予算は、一般会計に5億672万8,000円を追加し、補正後の総額を446億9,351万1,000円としようとするものです。そのうちの主なものは、新型コロナ感染症対策に係る費用の補正、ならびに待機児童対策に係る費用の補正です。  まず、新型コロナウイルス感染症拡大による生活への影響が大きくなる中で、その対策を講じることが求められています。新型コロナウイルス感染症の影響による解雇者数が6万人を超えたことが分かりました。5万人を超えた8月31日から20日余りの間に解雇者が1万人を超えたことになります。リーマンショックをはるかに超える影響が出ています。  今回、守山市のコロナ対策としての補正の主な支出は、新しい生活様式の実現に向けた費用として、1、自治会館へのICT化推進。2、市役所にサテライトオフィス整備やカメラ会議推進、リモートワーク実施のためのネットワーク端末等の環境の構築。3、小中学校のGIGAスクール充実のための大型ディスプレイの購入などICT化への支援などに多額の予算を支出しようとしています。今、国からのコロナ対策として多額の予算が手だてされることをチャンスとばかりに、コロナ対策という名目で、自治会にも市役所にも学校にもICT化を進めようとすることには強い違和感を持つものです。  冒頭申し上げたように、現在も、そしてこれからもコロナによる雇用・地域経済への影響はますます深刻になることが予想されます。国が手だてする様々な助成金・交付金は、必要とする人の手元に届くには長い時間を要し、それまでに廃業を余儀なくされている事業所が増えています。これからも深刻化することが予想され、これまで休業していた労働者が今後さらに解雇されるのではないか事態はかなり深刻です。  このような時にコロナ対策という名目で、暮らしに直接役立つ予算を手だてするのではなくICT環境を整備しようということは納得できるものではありません。今後、ICT環境が必要になることは理解しつつも、今議会に緊急的に補正予算で手だてすべきものではなく、整備の時期、手法も含めて関係者がしっかり話し合って整備すべきと考えます。  また、今回の補正予算には、あまりにも性急な待機児童対策の予算が盛り込まれています。昨年、突然、国会で議決された幼児教育無償化による保育希望者が増大したことで、その対応が迫られていることは一定理解します。しかし、3月議会では、守山幼稚園をこども園化することは表明されなかったのに突然の表明。これまでの地域型保育についての課題がその都度、問題視されてきたにもかかわらず、さらに5か所も小規模保育園を増設すること、民間中規模保育園1か所の開設、守山小学校の児童クラブ室の設置、吉身・立入地域への民設民営の児童クラブ2か所の開設という、これらの対応はあまりにも性急であり問題です。  幼稚園は幼稚園の、保育園は保育園の、児童クラブは児童クラブの個々それぞれに子どもたちを保育・教育する指針や理念があります。今回のように半年後の来年4月から無理やりにでも施設を開設してしまうというやり方は、もはや中身よりもとにかく子どもを預けられればよい託児施設を整備するかのような容易さを感じずにはいられません。  幼児教育、保育、学童保育のそれぞれの現場への大きな負担、人員確保、保育・教育の質の保障が心配されます。住みやすさ日本一をうたうのであるならば、人口増加に見合った教育環境整備を丁寧に準備し、全ての子どもにとって安心して毎日を過ごせる、元気にすこやかに成長できる保育・教育環境を市の責任としてしっかり整備すべきと考えます。  以上、2点について議第65号令和2年度守山市一般会計補正予算(第7号)に反対します。  次、議第73号守山市廃棄物の減量および適正処理ならびに環境美化に関する条例の一部を改正する条例案について、反対の立場で討論します。  本議案は、来年10月から稼働する新環境センターにおいて、これまで資源ごみとして分別回収してきたトレイ類、破砕ごみを焼却処理をするという分別方法の見直しに伴い、新たな一般廃棄物処理手数料を設定するために条例改正をしようというものです。  新環境センターでは、サーマルリサイクル発電により、現行に比べCO2削減にもなるということを挙げていますが、脱炭素社会においてサーマルリサイクルはプラスチックのリサイクルとは考えられていません。プラスチック製品を燃やすことは石油製品を燃やすこと、石油を燃やすこととなり、CO2削減、脱炭素社会の趣旨からずれています。また、一定の発電量を上げるためには一定のプラスチックごみが必要とされ、ごみの減量と矛盾しています。  世界は脱炭素社会、脱プラスチックなど挙げているのに、日本は逆にカーボンリサイクルなどと言って放出するCO2の回収技術をリノベーションとして進めると言っています。その一方で、小泉進次郎環境大臣のプラスチックの一括回収の発言で大きな波紋を呼んでいます。  地球温暖化の影響で起こっている気候変動は、それこそ地球規模での対策が必要となっています。グレタ・トゥーンベリさんたちが若者の行動をはじめとし、今、温暖化防止や環境を守ろうという行動が世界各地で取り組まれています。そんな中でいまだにサーマルリサイクルを進める日本の姿勢は、化石賞を与えられるほど世界の批判の対象となっています。  せっかくこれまで取り組んできた分別回収によるごみ減量の努力をみすみす無駄にするような今回の方針には反対です。今後、日本がサーマルリサイクルを見直すことを求められる時が来るかもしれません。ごみの廃棄物処理計画を5年ごとに見直す時に、再度、分別回収しようということになるかもしれません。一度崩れたごみ分別を戻すことはとても大変です。現行のごみの分別を継続し、むしろ徹底し、地球環境を守る政策を推し進めることが環境都市宣言をうたう守山市には必要ではないでしょうか。  以上の理由により、議第73号守山市廃棄物の減量および適正処理ならびに環境美化に関する条例の一部を改正する条例案に反対します。 ○議長(小西孝司) 14番山崎直規君。                〔14番 山崎直規議員 登壇〕 ○14番(山崎直規) ただいま議長のお許しを頂きましたので、私は議第65号令和2年度守山市一般会計補正予算(第7号)について、賛成の立場から討論いたします。  今回の補正予算では、新型コロナウイルス感染症対策として、将来を見据えたICT化の活用による働き方改革や新たな生活様式の実現に向け、自治会での非接触かつ迅速な情報伝達等を目的としたICT化推進事業費補助金の創設や、市職員の分散勤務やリモートワークなどに関わるICT環境整備、また、GIGAスクール構想に伴う大型テレビ装置(ディスプレイ)の整備などの提案がありました。  また、ICTの推進については今議会において、私を含め何人かの議員の質問においても、新しい生活様式の実現に向けた諸施策の具体化など将来への展望が議論されたところです。  自治会のICT化推進については、今般の新型コロナウイルスの対応において、市から自治会への迅速な情報伝達、また、それを受けて自治会内においても素早い情報伝達が必要な場面が多く生じていると聞いております。  現在、自治会の通信環境の整備状況は様々かと思いますが、今回、市から自治会へ通信環境などを整備する費用を補助することにより、自治会におけるICT化が促進されれば、自治会が迅速かつ非接触により情報取得することが可能になり、市・自治会双方にとっても有効であると大いに期待するものであります。  また、市役所におけるICT環境整備では、市職員の分散勤務やリモートワーク、カメラ会議など新しい生活様式が職場での働き方においても定着しつつある中、それぞれ大変有効な施策であり、ポストコロナ時代を見据えて、一刻も早く整備することが必要であると考えます。  さらに、小学校における大型ディスプレイの整備については、今年度、児童生徒1人1台の端末整備を進める中、大型ディスプレーを各教室に整備することで、日々の授業において教員の教材提起や子どもたちのプレゼンテーションにも活用でき、子どもたちが教員や発表者と情報を共有し、コミュニケーションを図るための必要な道具であることから、これからのICT機器を活用した授業においては必要な整備であると考えます。  いずれも今後の新型コロナウイルスの感染拡大に備えたICTの活用による働き方改革、新たな生活様式の実現に向けた重要な対策の一つであることから、新型コロナウイルス感染対策のための地方創生臨時交付金を財源として活用されるなど、総合的に勘案する中で最善の方法を選択していただくことをお願いするものであります。  また、併せて提案されました待機児童対策は、令和2年3月に策定された守山市子ども・子育て応援プラン2020に基づき、保育ニーズが増加している未就学児の保育の受皿を確保するとともに、小学生の保育の受皿である放課後児童クラブの整備を進めるものであります。  本市は市施行以来、人口が増加し続けている希有なまちであり、30歳から40歳といった子育て世帯が転入の主軸を占めていることから、市内外から住みやすいまちとして評価されているところでもあります。人口増加や年々高まる各年代の保育ニーズに対応すべく、市民が必要とする保育の受皿を速やかに確保しようとされています。  特に、社会経済状況の変化や無償化を受けて保育ニーズの増加が著しい保育園等については、待機児童の中心である0歳から2歳児に対応した小規模保育の整備、また、将来へのニーズの対応として中規模保育所の誘致を進めるとともに、3歳から5歳に対応するため幼稚園から保育園へのニーズがシフトしていることを鑑み、幼稚園のこども園化を進めようとするものであります。  また、放課後児童クラブについても、公設および民設のクラブ設置を推進するなど積極的に保育の受皿を確保し、子育て環境の整備に取り組もうとする姿勢は大いに評価するものです。  このことから、議第65号令和2年度守山市一般会計補正予算(第7号)について、賛成するものであります。 ○議長(小西孝司) 2番酒井洋輔君。                〔2番 酒井洋輔議員 登壇〕 ○2番(酒井洋輔) ただいま議長のお許しを頂きましたので、私は議第73号守山市廃棄物の減量および適正処理ならびに環境美化に関する条例の一部を改正する条例案につきまして、賛成の立場から討論を行いたいと思います。  去る平成25年6月議会の定例会において、環境センターの更新の表明からこれまで、議会では環境施設対策特別委員会を設置し、また、行政側でも有識者や学区代表で構成されました守山市環境施設対策市民会議を設置され、そして本市のごみ減量化に向け積極的に活動されております守山市ごみ・水環境問題市民会議、また地元自治会に対しまして、新環境施設ではトレイ類を焼却し熱回収をするサーマルリサイクルする方針等について、これまで繰り返し説明され、その議論を重ねてきたところであります。  このことを踏まえ、令和2年7月には次期環境施設に整合し、ごみの焼却によって発生するエネルギーを活用するサーマルリサイクルを実施することを盛り込んだ一般廃棄物処理基本計画を廃棄物減量等推進審議会で慎重に審議され、パブリックコメントなどの手法を用いて市民から意見を広く聴く中で、策定されたものであります。  この計画に基づき、令和3年10月からの新環境センターの稼働後のごみ処理経費を加味され、サーマルリサイクルすることによる発電により、その電力を施設利用することや、売電による運営経費のコスト削減を反映され、今般の一般廃棄物処理手数料の改正が行われたものであり、その趣旨は大いに賛同するものであります。  今回の条例の改正により、より一層の地球環境に優しい持続可能な循環社会の実現に向け、さらなるごみ減量化や再資源化に取り組み、市民、自治会、事業者ともに展開されることを期待しております。  なお、サーマルリサイクルを実施することでごみの分別区分が変更となり、焼却ごみの対象が増えますことから、ごみは何でも燃やせるという誤解を招かぬよう、サーマルリサイクルとはごみの減量を徹底した上でエネルギーの有効活用を行うものであること、また、サーマルリサイクルを行う意義などを含めた十分な説明を市民の皆様にしていただくよう改めて強く行政にお願いいたしまして、議第73号についての賛成討論といたします。 ○議長(小西孝司) これをもって討論を終結いたします。  それでは、ただいま議題になっております各議案について採決をいたします。  まず、認定第1号について起立により採決いたします。  本件に対する決算特別委員長の報告は「認定」であります。  本件は、原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔起立多数〕 ○議長(小西孝司) ご着席ください。  起立多数であります。  よって、本件は認定することに決しました。  次に、認定第2号について起立により採決いたします。  本件に対する決算特別委員長の報告は「認定」であります。  本件は、原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔起立多数〕 ○議長(小西孝司) ご着席ください。  起立多数であります。  よって、本件は認定することに決しました。  次に、認定第5号について起立により採決いたします。  本件に対する決算特別委員長の報告は「認定」であります。  本件は、原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔起立多数〕 ○議長(小西孝司) ご着席ください。  起立多数であります。  よって、本件は認定することに決しました。  次に、認定第6号について起立により採決いたします。  本件に対する決算特別委員長の報告は「認定」であります。  本件は、原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔起立多数〕 ○議長(小西孝司) ご着席ください。  起立多数であります。  よって、本件は認定することに決しました。  次に、議第65号について起立により採決いたします。  本件に対する各常任委員長の報告は「可決」であります。  本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔起立多数〕 ○議長(小西孝司) ご着席ください。  起立多数であります。  よって、議第65号は各常任委員長の報告のとおり決しました。  次に、議第73号について起立により採決いたします。  本件に対する環境生活都市経済常任委員長の報告は「可決」であります。  本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔起立多数〕 ○議長(小西孝司) ご着席ください。  起立多数であります。  よって、議第73号は環境生活都市経済常任委員長の報告のとおり決しました。  次に、請願第1号について起立により採決いたします。  本件に対する文教福祉常任委員長の報告は「趣旨採択」であります。  本件は、委員長の報告のとおり趣旨採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔起立多数〕 ○議長(小西孝司) ご着席ください。  起立多数であります。  よって、本件は趣旨採択と決しました。  次に、認定第3号、認定第4号、認定第7号から認定第11号まで、議第66号から議第72号までおよび議第74号から議第77号までについて、一括採決いたします。  本件に対する各常任委員長および決算特別委員長の報告はいずれも「可決」または「認定」であります。  本件は、各常任委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。
                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小西孝司) ご異議なしと認めます。  よって、認定第3号、認定第4号、認定第7号から認定第11号まで、議第66号から議第72号までおよび議第74号から議第77号までについて、各常任委員長および決算特別委員長の報告のとおり決しました。              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜   日程第2 会議案上程(意見書第3号および意見書第4号) ○議長(小西孝司) 日程第2、意見書第3号および意見書第4号を議題といたします。  事務局長をして議件を朗読いたさせます。  事務局長。 ○議会事務局長(北脇嘉久) 朗読いたします。  意見書第3号新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書、意見書第4号地域の実情に応じたきめ細やかな教育を推進するための支援を求める意見書。  以上。 ○議長(小西孝司) まず、意見書第3号について、提出者から提案理由の説明を求めます。  17番筈井昌彦君。                〔17番 筈井昌彦議員 登壇〕 ○17番(筈井昌彦) ただいま議長のお許しを賜りましたので、私は、意見書第3号新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書を、提出者といたしまして、守山市議会議員、筈井昌彦が提出させていただきます。  この意見書に対しましては、賛成者といたしまして、守山市議会議員 藤木猛、同じく賛成者 守山市議会議員 森重重則、同じく賛成者 守山市議会議員 小牧一美、同じく賛成者 守山市議会議員 森貴尉、同じく賛成者 守山市議会議員 山崎直規、同じく賛成者 守山市議会議員 川本航平。以上の方々のご賛同を頂いています。  それでは、本文の朗読をもちまして、提案理由とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書  新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、我が国は、戦後最大の経済危機に直面している。地域経済にも大きな影響が及び、本年度はもとより来年度においても、地方税・地方交付税など一般財源の激減が避けがたくなっている。  このような中、地方自治体では、医療介護、子育て、地域の防災・減災、雇用の確保など喫緊の財政需要への対応をはじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、地方財政は巨額の財源不足を生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想される。  よって、国においては、令和3年度地方財政対策および地方税制改正に向け、下記の事項を確実に実現されるよう、強く求め、意見書を提出するものである。  記  1 地方の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税などの一般財源総額を確保すること。その際、臨時財政対策債が累積することのないよう、発行額の縮減に努めるとともに、償還財源を確保すること。  2 地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能の両機能が適切に発揮できるよう総額を確保すること。  3 令和2年度の地方税収が大幅に減収となることが予想されることから、思い切った減収補填措置を講じるとともに、減収補填債の対象となる税目についても、地方消費税を含め弾力的に対応すること。  4 税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税・地方税の政策税制については、積極的な整理合理化を図り、新設・拡充・継続にあたっては、有効性・緊急性を厳格に判断すること。  5 とりわけ、固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹に影響する見直しは、土地・家屋・償却資産を問わず、断じて行わないこと。先の緊急経済対策として講じた特例措置は、臨時・異例の措置として、やむを得ないものであったが、本来は国庫補助金などにより対応すべきものである。よって、今回限りの措置とし、期限の到来をもって確実に終了すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和2年9月30日  滋賀県守山市議会議長 小西孝司  衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、財務大臣、経済産業大臣、経済再生担当大臣、まち・ひと・しごと創生担当大臣 宛  以上、議員の皆さんの賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。ありがとうございました。よろしくお願いします。 ○議長(小西孝司) 次に、意見書第4号について、提出者から提案理由の説明を求めます。  11番森重重則君。                〔11番 森重重則議員 登壇〕 ○11番(森重重則) ただいま議長のお許しを頂きましたので、私は意見書第4号地域の実情に応じたきめ細やかな教育を推進するための支援を求める意見書を提出者として、上記の会議案を別紙のとおり提出をいたします。  令和2年9月30日提出  守山市議会議長 小西孝司様  提出者 守山市議会議員、森重重則  賛成者 守山市議会議員 山崎直規、賛成者 守山市議会議員 藤木猛、賛成者 守山市議会議員 赤渕義誉、賛成者 守山市議会議員 川本航平、賛成者 守山市議会議員 酒井洋輔、賛成者 守山市議会議員今江恒夫、賛成者 守山市議会議員 福井寿美子、賛成者 守山市議会議員 藤原浩美。 以上の方々のご賛同を頂いております。  それでは、本文の朗読をもって説明をいたします。  地域の実情に応じたきめ細やかな教育を推進するための支援を求める意見書  現在、国の定める設置基準では小・中学校の学級編制を小学校1年生は35人以下、小学校2年生から中学校3年生までは40人以下としている。  本市においては、市独自の取組として、基本的な生活習慣、学習習慣を身につける大切な時期である小学校1年生から3年生に対しては32人程度、小学校4年生から中学校3年生までは県の基準を活用した35人以下の少人数学級を導入し、「きめ細やかな指導による教育」を実施しているところである。  このような中、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、臨時休校や分散登校などにより、子どもたちの学びの場の確保が十分にできなかった。また、学校現場においても新しい生活様式に沿って授業が行われているところであり、従来の子どもたち一人一人に寄り添った教育にも影響が出てきている。  こうしたことから、本市の実施している「きめ細やかな指導による教育」をさらに推進していくためには、財政負担が必要となる。  一方、きめ細やかな教育の推進には、教員の増員は不可欠であり、今般の全国的な教員不足の根本的な解決のための対策が急務である。その上で、教員養成機能を着実に高め、学校教育全体の質の向上をリードすることが求められている。  よって、国においては、下記の事項について速やかに実施されるよう強く要望する。  記  1 地域の実情に応じた財政支援を実施すること。  2 きめ細やかな教育を推進するために必要な教員を確保すること。  3 教員養成機能の強化と働き方改革を後押しする制度づくりを行うこと。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和2年9月30日  滋賀県守山市議会議長 小西孝司  衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、文部科学大臣 宛  以上、議員の皆様の賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(小西孝司) 暫時休憩いたします。              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜                   休憩 午前11時01分                   再開 午前11時16分              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(小西孝司) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  17番筈井昌彦君より発言の申出がありますので、これを許します。  17番筈井昌彦君。                〔17番 筈井昌彦議員 登壇〕 ○17番(筈井昌彦) 先ほど私、意見書第3号のところで、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し、地方税財源の確保を求める意見書の中で、5項目あったんですけど、そのうちの3項目目、3番ですが、ちょっと読み間違えたというか、ちょっと訂正をさせていただきたいと思います。  「3 令和2年度以降の地方税収が大幅に減収となることが予想されることから、思い切った減収補填措置を講じること。」に訂正させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(小西孝司) ただいま議題となっております意見書第3号および意見書第4号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小西孝司) ないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております意見書第3号および意見書第4号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小西孝司) ご異議なしと認めます。  よって、意見書第3号および意見書第4号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論を行います。  討論はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小西孝司) ないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。  それでは、ただいま議題となっております、意見書第3号および意見書第4号について、起立により採決をいたします。  まず、意見書第3号について、採決いたします。  本件は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○議長(小西孝司) ご着席ください。  起立全員であります。  よって、本件は、原案のとおり決しました。  次に、意見書第4号について、採決いたします。  本件は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔起立全員〕 ○議長(小西孝司) ご着席ください。  起立全員であります。  よって、本件は、原案のとおり決しました。              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜   日程第3 特別委員会審査報告 ○議長(小西孝司) 日程第3、公共施設調査特別委員長、子育て支援対策特別委員長および議会改革・広報広聴特別委員長より審査報告の申出がありますので、これを許します。  まず、公共施設調査特別委員長。            〔公共施設調査特別委員長 森 貴尉議員 登壇〕 ○公共施設調査特別委員長(森 貴尉) 議長のお許しを頂きましたので、公共施設調査特別委員会の委員長報告を行います。
     去る7月1日、13時から委員全員出席し、副市長をはじめ関係部課長の出席の下、当特別委員会を開催し、施設整備室長から説明をいただきました。  協議事項につきましては、新庁舎整備事業のうち、新型コロナ拡大状況の下、建設業界を踏まえての新庁舎整備事業の実施、判断について説明をいただきました。委員からは、鉄骨等の建築資材の価格の変動についてはどうなのかとの質問がありましたが、新庁舎整備事業の実施・推進についての確認を行いました。  次に、事業のスケジュールおよび発注区分について説明がありました。委員からは、シルバー人材センターはどこにどのように移転するのか。赤線と緑線の部分は地元企業発注のところであるが、いつの発注なのか等、質問がありました。委員はおおむねスケジュール、発注区分について確認を行いました。  最後に、DB方式による契約に向けた実施方針についても説明がありました。  委員からは、主に選定委員会のメンバー4人中、立命館大学の専門分野の詳しい先生方3名に対して質問が多くありました。エネルギー関係の専門性をお持ちの方は誰に該当するのか。また、競争性・公平性・公正性を担保するには他の大学の先生が必要なのでは。5名体制は駄目なのかとの質問がありました。行政からは、今までから立命館大学とは守山市のまちづくり協定を結んでおり、かねてから本市の歴史や取組内容を掌握されている点、専門性を公平に鑑みて人選していくと立命館大学の方々が3名であったということでありました。最終的には選考委員は4名で十分であると判断しているとのことでありました。  さらに委員からは、委嘱していただく方々にも、コンプライアンスはもとより守秘義務の遵守、公平・公正の自信はあるのかとの質問がありました。また、白熱した協議の中で、最終的にはメンテナンスを専門とする選考委員会のメンバーの追加など、選考委員メンバー5名もしくは6名にならないのかなどの意見が多くありましたが、最終的には専門性のある4名で行きたいと強く感じましたので、行政側で適切に業者を選定するものとして判断し、当特別委員会を終了いたしました。  続きまして、8月28日、9時30分から委員全員出席し、副市長をはじめ関係部課長出席の下、特別委員会を開催し、各関係課長、室長より説明をいただきました。  協議事項については、国民スポーツ大会に向けた競技施設の整備案について行いました。  委員からは、スケジュールについてですが、1年ずれた2025年開催でも整備はどのような計画になるのか。また、ソフトボール場の観客席は要望・指摘では1,000席でありますが570席でいいのかどうか。計上している予算はこれで適切なのかどうか。また、ソフトボール場の稼働率はどうなのか。ネットフェンスの長さが60.96までですが、この長さでいいのかどうなのか。ソフトボール場の排水はどうなのかなどの意見がありました。行政からは、総じて補助金の活用と、併せてスケジュールの見直しを含め、もう一回、説明・協議を行うこととして当特別委員会を閉会いたしました。  以上、公共施設調査特別委員会の委員長報告を終わります。 ○議長(小西孝司) 次に、子育て支援対策特別委員長。           〔子育て支援対策特別委員長 石田清造議員 登壇〕 ○子育て支援対策特別委員長(石田清造) ただいま議長のご指名を頂きましたので、子育て支援対策特別委員会の報告をいたします。  去る8月31日に関係部課長の出席を求め、本委員会を開催しました。  初めに、こども育ち連携推進室より、令和2年度新・守山版ネウボラ創造プロジェクトの取組について説明を受けました。委員からは、最初にネウボラ面接の要フォローの対象者について質問がありました。訪問や電話等で状況を聴きながらフォローを行っており、出産までフォローする方もあるし、それまでに終わる方もある。フォローが必要なお母さん・妊婦さんに対して助産師とか保健師が面接する中で、支援プランを作成し、個別の支援につなげている。対象の方によってフォロー状況は異なっており、ネウボラ面接が事業の根幹になっているとのことでした。  また、母子健康手帳アプリを活用した情報発信については、新型コロナによってアクセスが増え、6月には1万2,000件余りのアクセスがあったとの報告がありました。アプリに相談窓口的な機能があれば、満足度が上がるのではないかなどの意見が出されましたが、顔を見ながらの個別面談が大切と考えているとの答弁がありました。  メンタルヘルス予防教育プログラムやSOSの出し方に関する教育についても委員から意見が出されました。学校の先生方に研修を受けてもらい進めていきたいということに関しては、教材も整っており良い取組であるとの評価でありました。教職員の負担が増えるのではないかということを懸念する意見もありましたが、スクールカウンセラーや養護教諭などとの連携で対応していきたいとのことでありました。  誕生学の実施については、12時間分の授業が構成されており、授業時間数の確保に対し懸念する意見も出されましたが、それぞれの内容を今まで指導してきたことを再構成することによって対応していけるとのことでありました。  幼保小中の連携について、引継ぎがどのようになされているのかという質問が出されていました。守山教育充実リーフレットの配布をし、どういう取組がなされているのか分かりやすくしているとのことでありました。また、生徒指導関係など担当教員レベルでの会議を持ち、連携を進めているとのことでした。特別支援関係においても、発達支援課のほうが中心になり、しっかりフォローしていくようにしていますとのことでした。  親子を取り巻く環境の整備ということについても意見交換がなされました。幼児期の段階から保護者に対してメッセージの発信が必要になってくる。就学前のところが基盤になってくるので、いろんな事業をやる中で保護者にマッチするものを見つけていくことが必要である。届きにくい家庭にも情報が届くようにしなければならない。  また、スマホやゲームに関して、家庭でのルールづくりが必要であり、親子のコミュニケーションをしっかり取ってもらうことが大切である。そのことも保護者に発信していく必要があるなどの意見が出されていました。市では、スマホ依存の講演会を開いたり、こどもの育ち連携推進室と教育委員会が連携して、使い方指導のコンテンツをオリジナルで作っているとの報告がありました。  その他の項目として、中規模保育園選定委員が常任委員会で出てきた件について、委員会から厳しい指摘がありました。選定委員による選考方法が決まったのであるならば、手順として待機児童を扱うこの特別委員会で協議項目にのせて説明をしてから常任委員会へ持っていかないといけない。担当課から説明不足について謝罪がありましたが、議長からもしっかりと説明をして、みんなで話合いを進めていただきたいとの注意喚起がありました。  以上、子育て支援対策特別委員会の報告といたします。 ○議長(小西孝司) 次に、議会改革・広報広聴特別委員長。          〔議会改革・広報広聴特別委員長 赤渕義誉議員 登壇〕 ○議会改革・広報広聴特別委員長(赤渕義誉) ただいま議長のご指名を頂きましたので、去る7月15日と9月1日に開催しました特別委員会の報告をいたします。  まず、7月15日は、議会基本条例の検証手順について検討を行いました。  事前準備として、検証シート案の作成と決定を行い、検証シートによる検証作業を議員全員が実施要領に基づき自己検証することとなりました。期日は7月末までとし、その後、事務局、正副委員長で検証結果の取りまとめを行い、次回委員会で報告することとなりました。  次に、市長の専決処分事項の姿勢について、協議を行いました。  まず、事務局より先例集に記載する内容について、1つ目は、市長の専決処分事項第8項に規定される災害および突発的な事故により必要となる維持補修、工事または支援活動であって、緊急を要する歳入歳出予算の補正に関することの取扱いについて、条文の「緊急を要する」とは市民の生命、財産に危険が生ずる場合を言い、市民生活等への影響を考慮して判断するものとする。なお、災害等および突発的な事項をもって直ちに専決処分できるものではない。  2つ目は、市長の専決処分事項第5項の規定による「専決処分を行う場合は3月定例月会議の委員会協議会で報告するものとする」という文案について説明を受けました。この件について理事者側より説明があり、また、各委員からも早急な判断は難しい等の意見があったことから、再度、文案について検討が必要であり、次回までに決めていくこととなりました。  次に9月1日は、各議員から提出された基本条例の検証シートの内容を、取組内容、課題、改善策について整理したものを提示して協議を行いました。各委員からは、一つ一つ丁寧に精査していく必要があり、取りまとめ期間として3月頃までに方向性を示せればよいとの意見があり、今後、各項目について委員会で議論していくことになりました。  次に、市長の専決処分事項の指定についての先例集への記載内容ですが、前回からの修正を含めて最終的に、1つ目は、市長の専決処分事項第8項に規定される災害および突発的な事故により必要となる維持補修、工事または支援活動であって、緊急を要する歳入歳出予算の補正に関することの取扱いについて、条文の「緊急を要する」とは市民生活への影響を考慮して慎重に判断するものとする。  2つ目は、市長の専決処分事項第5項の規定による「専決処分を行う場合は対象となる事項の制度内容を3月定例月会議の委員会協議会で報告を求めるものとする」とすることに決しまして、先例集に記載することとなりました。  以上、議会改革・広報広聴特別委員会報告といたします。 ○議長(小西孝司) 以上で、各特別委員会の審査報告を終わります。  暫時休憩いたします。              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜                   休憩 午前11時36分                   再開 午後1時00分              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜                  〔小西孝司議長 除斥〕 ○副議長(西村弘樹) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  お諮りいたします。  この際、お手元に配付いたしました議長辞職、議長選挙の件を日程第4、日程第5に追加することにご異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(西村弘樹) ご異議なしと認めます。  よって、議長辞職、議長選挙の件を日程第4、日程第5に追加することに決しました。              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜   日程第4 議長辞職について ○副議長(西村弘樹) 日程第4、議長辞職の件を議題といたします。  議長、小西孝司君から議長の辞職願が提出されております。  事務局長をして辞職願を朗読いたさせます。  事務局長。 ○議会事務局長(北脇嘉久) 朗読いたします。                    辞  職  願  私儀、この度、一身上の都合により議長の職を辞したいので、地方自治法第108条の規定により許可くださいますよう願い出ます。  令和2年9月30日  守山市議会副議長 西村弘樹様                                   守山市議会議長 小西孝司  以上。 ○副議長(西村弘樹)  お諮りいたします。  小西孝司君の議長の辞職を許可することにご異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(西村弘樹) ご異議なしと認めます。  よって、小西孝司君の議長の辞職を許可することに決しました。                〔15番 小西孝司君 入場着席〕 ○副議長(西村弘樹) 15番小西孝司君にお伝えいたします。  先に提出されました議長の辞職願につきましては、ただいま議会の許可が得られましたので、ご報告申し上げます。  小西孝司君から議長退任の挨拶を求められておりますので、これを許します。  15番小西孝司君。                〔15番 小西孝司議員 登壇〕 ○15番(小西孝司) 久々の発言席ですので、大分、緊張しております。  先ほど副議長のほうに議長の辞職願を提出させていただいたところ、快くお受けいただきまして、本当にありがとうございます。  それでは、議長の辞職にあたり、一言皆さんにご挨拶申し上げます。  昨年10月の改選時におきまして、議員各位の皆様にはご推挙賜り、第47代の守山市議会議長として就任いたし、本日まで先輩議員のご指導や、そして議員各位のご理解とご協力を賜りまして、本日まで務めてまいりました。  今、振り返ってみますと、果たして本当に議長としての務めを果たすことができたのか自問自答しております。そしてまた、今期より通年議会というのが始まり、手探りではありますが、何とか皆様のそれこそご理解、ご協力を賜って今日までやってきました。それもひとえに皆様のおかげだと本当に喜んでおります。  また、議会運営にいたしましてもこれでよかったのかという思いで今、振り返っております。本年1月に発生いたしました新型コロナウイルス感染症の影響で、本市の大きな事業も延伸ということになり、本当に残念でなりません。新型コロナウイルスが一日も早く収束するように願っております。  結びになりますが、議員の皆様、そして市長をはじめ行政の皆様に、本当にいろいろとお世話になり、ありがとうございました。今後とも、また議員として一生懸命活動してまいりますので、どうかよろしくお願い申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。                    (拍  手)              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜   日程第5 議長選挙について ○副議長(西村弘樹) 日程第5、これより議長の選挙を行います。  選挙の方法につきまして、事務局長をして説明いたさせます。  事務局長。 ○議会事務局長(北脇嘉久) ご説明いたします。  まず、1番議員より指名を読み上げますので、順次、記載台にて記載の上、投票をお願いいたします。  投票は単記無記名の方法により行います。  法定得票数は、地方自治法第118条第1項の規定により準用する公職選挙法第95条第1項第3号の規定により、有効投票総数の4分の1であり、当該得票数以上で最多数を得た方が当選人となります。同数の場合は、公職選挙法に基づき「くじ」で定めます。  なお、白紙投票は無効となりますので、申し添えます。  以上、説明を終わります。 ○副議長(西村弘樹) 議場の閉鎖を命じます。                    〔議場閉鎖〕                  〔記載台、投票箱準備〕 ○副議長(西村弘樹) ただいまの出席議員は20名であります。  投票用紙を配付いたします。                   〔投票用紙配付〕 ○副議長(西村弘樹) 投票用紙の配付漏れはありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(西村弘樹) 配付漏れなしと認めます。
     投票箱を改めさせます。                    〔投票箱点検〕 ○副議長(西村弘樹) 異常なしと認めます。  点呼に応じて順次、投票願います。  点呼を命じます。  事務局長。 ○議会事務局長(北脇嘉久) 1番川本航平議員、2番酒井洋輔議員、3番藤原浩美議員、4番今江恒夫議員、5番田中尚仁議員、6番西村弘樹議員、7番赤渕義誉議員、8番福井寿美子議員、9番渡邉邦男議員、10番石田清造議員、11番森重重則議員、12番新野富美夫議員、13番國枝敏孝議員、14番山崎直規議員、15番小西孝司議員、16番小牧一美議員、17番筈井昌彦議員、18番森貴尉議員、19番高田正司議員、20番藤木猛議員。 ○副議長(西村弘樹) 投票漏れはありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(西村弘樹) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。                    〔議場開鎖〕                   〔記載台後始末〕 ○副議長(西村弘樹) 開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、  開票立会人に1番川本航平君、2番酒井洋輔君、3番藤原浩美さんを指名いたします。  よって、立会いをお願いいたします。                    〔開  票〕 ○副議長(西村弘樹) 選挙の結果を事務局長に報告いたさせます。  事務局長。 ○議会事務局長(北脇嘉久) 選挙の結果をご報告いたします。  投票総数 20票  これは出席議員数に符合いたしております。  有効投票 20票  無効投票 0票でございます。  有効投票中   12番新野富美夫議員 18票   16番小牧一美議員 2票  以上のとおりであります。  この選挙の法定得票数は5票であります。  以上、報告を終わります。 ○副議長(西村弘樹) ただいま報告いたしましたとおり、12番新野富美夫君が議長に当選されました。  12番新野富美夫君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定に基づき、当選の告知をいたします。  12番新野富美夫君に議長当選のご挨拶をお願いいたします。                〔12番 新野富美夫議員 登壇〕 ○12番(新野富美夫) ただいまは、議員各位のご推挙によりまして、守山市議会第48代議長に就任をさせていただくことができました。改めまして皆様にお礼を申し上げます。ありがとうございます。  今後は、引き続き守山市政のために頑張っていきたいと思っております。  さて、先ほど前議長の小西議長からもお話がありましたとおり、守山市におきましては現在、新型コロナウイルスという未知との戦いを今、進めており、市民生活への影響がかなり大きいものが出ておるところです。今回、議長に就任いたしました時には、しっかりとこの対策を今後もしていかなければならないと私自身、今、肝に銘じておるところでございます。  守山市におきましては、様々な課題が今、出てきております。その課題は、今までのとおり庁舎の問題、また待機児童の問題等々、様々な課題がございますが、今回の新型コロナウイルス対策につきましては我々が避けて通れない道であります。市民の安心・安全のためにも、この未知の世界との戦いをしっかりと勝ち抜いて市民の安全を守り抜いていきたいと思います。  どうか、まだまだ未熟ではございますが、議長職として精いっぱいやらせていただきますので、皆様方のご支援、ご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げまして、簡単ではございますが、就任にあたりましての挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。                    (拍  手) ○副議長(西村弘樹) 新議長が就任されましたので、新議長と交代いたします。                    〔議長交代〕 ○議長(新野富美夫) 暫時休憩いたします。              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜                   休憩 午後1時24分                   再開 午後1時40分              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(新野富美夫) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  お諮りいたします。  この際、お手元に配付いたしました本職の委員会の所属変更、副議長辞職、副議長選挙の件を日程第6、日程第7、日程第8に追加することにご異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新野富美夫) ご異議なしと認めます。  よって、本職の委員会の所属変更、副議長辞職、副議長選挙の件を日程第6、日程第7、日程第8に追加することに決しました。              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜   日程第6 委員会の所属変更について ○議長(新野富美夫) 日程第6、常任委員会の所属変更を行います。  ただいま議長に就任いたしましたことから、議会運営委員会の申合せにより、常任委員会の重複所属ができません。現在、総務常任委員会および環境生活都市経済常任委員会に所属しておりますが、委員会条例第5条第3項の規定に基づき、本職は総務常任委員会のみの所属に変更したいと思いますが、ご異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新野富美夫) ご異議なしと認めます。  よって、本職の総務常任委員会のみの所属を許可することに決しました。              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜   日程第7 副議長辞職について ○議長(新野富美夫) 日程第7、副議長辞職の件を議題といたします。  本件については、6番西村弘樹君の一身上の都合に関する事件であり、地方自治法第117条の規定により、除斥の対象となりますので、6番西村弘樹君の退席を求めます。                 〔西村弘樹副議長 除斥〕 ○議長(新野富美夫) 副議長、西村弘樹君から副議長の辞職願が提出されております。  事務局長をして辞職願を朗読いたさせます。  事務局長。 ○議会事務局長(北脇嘉久) 朗読いたします。                    辞  職  願  私儀、この度、一身上の都合により副議長の職を辞したいので、地方自治法第108条の規定により、許可くださるよう願い出ます。  令和2年9月30日  守山市議会議長 新野富美夫様                                   守山市議会副議長 西村弘樹  以上。 ○議長(新野富美夫) お諮りいたします。  西村弘樹君の副議長の辞職を許可することにご異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新野富美夫) ご異議なしと認めます。  よって、西村弘樹君の副議長の辞職を許可することに決しました。  除斥議員の入場を許可します。                〔6番 西村弘樹君 入場着席〕 ○議長(新野富美夫) 6番西村弘樹君にお伝えいたします。  先に提出されました副議長の辞職願につきましては、ただいま議会の許可が得られましたので、ご報告申し上げます。  西村弘樹君から副議長退任の挨拶を求められておりますので、これを許します。  6番西村弘樹君。                〔6番 西村弘樹議員 登壇〕 ○6番(西村弘樹) それでは、副議長退任に際しましての、お一言のご挨拶を申し上げたいと思います。  令和元年10月25日、第47代の副議長として、議員各位のご推挙により任命されました。小西議長の下で、市民生活・市民福祉の向上と市勢発展に向けて努力を積み重ねて今日まで歩んでまいりました。  就任に際しまして、ある場面で私は皆様方にこんな言葉を発したことを記憶しております。よく宮本市長がおっしゃいます、議会と行政は両輪である。私も同感でございます。ならば、その両輪となる車は一体どんな車なんだろう。また、進み行く道はどんな道なんだろう。決して平たんな道ではなく様々な道を歩むことになるんだろう。しかしながら決してとどまることなく、常に力強く前進していきたい。そんな言葉を発した記憶がございます。  進むにつれて、これまで歩んだことのないコロナという道が目の前に現れました。しかしながら、議員各位のご協力、また宮本市長をはじめ行政の皆様方のご努力のおかげをもって、決してハンドル操作を誤ることなく、常に前へ前へと進むことができました。この1年近くの貴重な経験を、これから先の私の議員活動にしっかりと生かしていき、また、新たな前進に進めるように取り組んでいくことを皆様方に申し上げ、そしてこの1年近くの皆様方のご協力に対しまして、心からの感謝の言葉を述べまして、退任にあたっての言葉と代えさせていただきます。  本当にありがとうございました。                    (拍  手)              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜   日程第8 副議長選挙について ○議長(新野富美夫) 日程第8、これより副議長の選挙を行います。  選挙の方法につきまして、事務局長をして説明いたさせます。  事務局長。
    ○議会事務局長(北脇嘉久) ご説明いたします。  先ほどの議長選挙と同様の方法で行います。  法定得票数は、有効投票総数の4分の1以上であり、当該得票数以上で最多数を得た方が当選人となります。  なお、白紙投票は無効となりますので、申し添えます。  以上、説明を終わります。 ○議長(新野富美夫) 議場の閉鎖を命じます。                    〔議場閉鎖〕                  〔記載台、投票箱準備〕 ○議長(新野富美夫) ただいまの出席議員は20名であります。  投票用紙を配付いたします。                   〔投票用紙配付〕 ○議長(新野富美夫) 投票用紙の配付漏れはありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新野富美夫) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。                    〔投票箱点検〕 ○議長(新野富美夫) 異常なしと認めます。  点呼に応じて順次、投票願います。  点呼を命じます。  事務局長。 ○議会事務局長(北脇嘉久) 1番川本航平議員、2番酒井洋輔議員、3番藤原浩美議員、4番今江恒夫議員、5番田中尚仁議員、6番西村弘樹議員、7番赤渕義誉議員、8番福井寿美子議員、9番渡邉邦男議員、10番石田清造議員、11番森重重則議員、12番新野富美夫議員、13番國枝敏孝議員、14番山崎直規議員、15番小西孝司議員、16番小牧一美議員、17番筈井昌彦議員、18番森貴尉議員、19番高田正司議員、20番藤木猛議員。 ○議長(新野富美夫) 投票漏れはありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新野富美夫) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。                    〔議場開鎖〕                   〔記載台後始末〕 ○議長(新野富美夫) 開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に4番今江恒夫君、8番福井寿美子さん、10番石田清造君を指名いたします。  よって、立会いをお願いいたします。                    〔開  票〕 ○議長(新野富美夫) 選挙の結果を事務局長に報告いたさせます。  事務局長。 ○議会事務局長(北脇嘉久) 選挙の結果をご報告いたします。  投票総数 20票  これは出席議員数に符合いたしております。  有効投票 20票  無効投票はございません。  有効投票中   9番渡邉邦男議員 18票   16番小牧一美議員 2票  以上のとおりであります。  この選挙の法定得票数は5票であります。  以上、報告を終わります。 ○議長(新野富美夫) ただいま報告いたしましたとおり、9番渡邉邦男君が副議長に当選されました。  9番渡邉邦男君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定に基づき、当選の告知をいたします。  9番渡邉邦男君に副議長当選のご挨拶をお願いいたします。                〔9番 渡邉邦男議員 登壇〕 ○9番(渡邉邦男) ただいまは、議員各位のご推挙により、守山市議会副議長に推挙いただきまして、本当にありがとうございました。歴史あるこの守山市議会の重責を果たせるよう、皆さんのご意見、ご指導をもって真面目に進めていきたいと考えております。本議場の皆様におかれましては、より一層のご指導、ご協力をお願いするものであります。  これで挨拶と代えさせていただきます。何とぞよろしくお願いいたします。                    (拍  手) ○議長(新野富美夫) 暫時休憩いたします。              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜                   休憩 午後2時01分                   再開 午後2時16分              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(新野富美夫) 休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。  この際、お手元に配付いたしました委員会の所属変更および常任委員会委員の補充選任の件を日程第9、日程第10に追加することにご異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新野富美夫) ご異議なしと認めます。  よって、委員会の所属変更および常任委員会委員の補充選任の件を日程第9、日程第10に追加することに決しました。              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜   日程第9 委員会の所属変更について ○議長(新野富美夫) 日程第9、常任委員会の所属変更を行います。  ただいま副議長に当選されました9番渡邉邦男君につきましては、現在、総務常任委員会および環境生活都市経済常任委員会に所属されていますが、議会運営委員会の申合せにより、常任委員会の重複所属ができませんので、委員会条例第5条第3項の規定に基づき、休憩中に本人から変更申出がありましたので、環境生活都市経済常任委員会のみの所属に変更したいと思いますが、ご異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新野富美夫) ご異議なしと認めます。  よって、9番渡邉邦男君の環境生活都市経済常任委員会のみの所属を許可することに決しました。              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜   日程第10 常任委員会委員の補充選任について ○議長(新野富美夫) 日程第10、これより総務常任委員会および環境生活都市経済常任委員会の補充選任を行います。  委員会条例第5条第2項の規定に基づき、本職が指名することとなっておりますので、事務局長をして朗読いたさせます。  事務局長。 ○議会事務局長(北脇嘉久) 朗読いたします。  総務常任委員会委員、15番小西孝司議員。環境生活都市経済常任委員会委員、6番、西村弘樹議員。  以上。 ○議長(新野富美夫) お諮りいたします。  ただいま朗読いたしましたとおり、それぞれ指名したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(新野富美夫) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました諸君をそれぞれの常任委員会委員に選任することに決しました。  暫時休憩いたします。              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜                   休憩 午後2時19分                   再開 午後2時40分              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(新野富美夫) 休憩前に引き続き会議を開きます。  環境生活都市経済常任委員会および議会改革・広報広聴特別委員会より、9番渡邉邦男君の副委員長の辞任を許可し、4番今江恒夫君が環境生活都市経済常任委員会の副委員長、6番西村弘樹君が議会改革・広報広聴特別委員会の副委員長に新たに選任した旨の届出がありましたので、ご報告申し上げます。  以上で本定例月会議に付議されました案件の審査は全部終了いたしました。  この際、市長から発言の申出がありますので、これを許します。  市長。                 〔市長 宮本和宏 登壇〕 ○市長(宮本和宏) 議長のお許しを賜りましたので、令和2年守山市議会9月定例月会議が閉会するにあたりまして、一言御礼のご挨拶を申し上げます。  去る9月3日から本日までの28日間にわたりまして、提出をいたしました各議案につきまして慎重審議を賜り、令和元年度決算の認定をはじめとする全ての議案を、原案のとおりお認めいただきましたことに対しまして、厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。  本会議ならびに各委員会におきまして、各議員から賜りましたご意見、あるいはご提言につきましては、真摯に受け止めさせていただき、今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えております。  さて、ただいまは正副議長をはじめとする役員選出を滞りなく終えられましたことに対しまして、心からお喜びを申し上げます。ご退任をされました小西孝司前議長様、また西村弘樹前副議長様におかれましては、その在任中、本市の重要課題が山積する中にありまして、市民福祉の向上と市政の発展に向け、多大なご尽力を賜りました。  昨年10月からは、本市議会において通年議会の導入、また、議員定数も2名削減いただく中、各委員会の運用などよりよい市議会を目指す中で、何かとご苦労をいただいたことと存じ上げます。  特に今年度は記念すべき市制施行50周年を迎える中、本来なら小西議長様、また西村副議長様の下、様々な記念イベントを開催する予定でございました。しかしながら新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、残念ながら来年度へ持ち越すこととなったところでございます。
     50年を迎える中で、これまでの守山を振り返るとともに、50年先の守山の夢のある話を語り合う貴重な機会でございましたが、コロナ禍の中で市民の生活支援策や経済支援策、また、子どもたちの教育環境など差し迫る喫緊の課題に即断・即決を余儀なくされる状況において、絶えず市民の皆様の思いをお伝えいただき、熱心な議論をいただく中、おかげさまで市民に寄り添った対応を行うことができたところでございます。  また、最重要課題であります環境施設の更新につきましても、本体施設の整備はもちろんのこと、付帯施設は入札不調で見直しを行い、1年延伸となりましたが、昨年12月に無事、施工業者が決まり、順調に建築工事を進めているところでございます。  運営面におきましても、一般廃棄物処理基本計画を定め、新たなごみの分別方法を決定させていただくとともに、付帯施設の運営方法などについても議会における熱心なご議論のかじ取りをいただき、慎重かつ着実に事業を進めることができたところでございます。  また、新庁舎整備につきましては、公共施設調査特別委員会において熱心な議論をいただく中で、7月には臨時会議を開催いただき、DB事業者選定に係ります債務負担行為をお認めいただきまして、市町村役場機能緊急保全事業の要件であります今年度中の実施設計着手に向けまして、年度内に事業者の選定が行えるようご尽力を賜ったところでございます。  そのほか待機児童対策中学校給食など数多くの課題解決に格段のご指導、ご支援を頂き、事業推進にご尽力を賜りました。  このような今日までのご活躍とご労苦に対しまして、深甚の敬意を表すものでございます。本当にありがとうございました。  また、本日新たにご就任をされました新野富美夫議長様、ならびに渡邉邦男副議長様におかれましては、ご当選を心からお慶び申し上げます。  コロナ禍の中、先行きが不透明な経済状況において、また財政的制約がある中で、地方による自己決定、自己責任がより一層求められているところでございます。議会との信頼と連携の下に、市民福祉の向上と市政の発展に向けまして、車の両輪として新型コロナウイルス感染症対策はもちろん、諸課題の解決に取り組んでまいりますので、格段のご指導、ご鞭撻を賜りますとともに、ご活躍を衷心から祈念申し上げる次第でございます。  さて、本市の最重要課題であります環境施設更新事業につきまして、今定例月会議において新たな一般廃棄物処理手数料について条例改正をお認めいただいたところでございます。本体施設工事につきましては、12月末にはおおむねの建築工事が完了する見込みでございまして、その後、外構工事等を行ってまいります。現在、工事はおおむね計画どおり進捗しておりまして、予定どおりの令和3年10月の稼働に向けまして、鋭意事業を進めてまいります。  交流拠点施設の整備につきましても、おおむね計画どおりに進捗しておりまして、令和3年4月の供用開始に向け、鋭意進めてまいります。  なお、指定管理の選定につきましては、最適・最善の業者が公平・公正に選定されますよう、11月上旬に開催いたします選定委員会に向けまして、現在、審査等の準備を進めているところでございます。  新環境センターの稼働に合わせまして、ごみの分別方法を見直しますことから、今年10月から1年をかけまして、全自治会に対し説明会を開催し、市民の皆様へ適切な分別が行われますよう、きめ細やかに、かつ丁寧に対応してまいりたいと考えております。また、10月1日には現在のごみの置き方、出し方が分かる便利な守山市ごみ分別アプリを配信し、また10月中旬は、雑紙の分別設定を啓発するための雑紙保管袋を全戸配布してまいります。併せまして、新たなごみ分別を啓発するためのPRパンフレットを全戸に配布してまいります。  今後、これらを活用する中、引き続き市民の皆様にごみ処理に係ります課題や自らの取組について考えていただけますよう、意識の醸成に向けて積極的に取り組んでまいります。  次に、待機児童対策につきましては、今議会でご議論を賜ったとおり、令和3年4月開設に向けまして、小規模保育所5か所の整備と守山幼稚園の認定こども園化、また令和4年度の開設を目指しまして中規模保育所の整備を進め、保育人材の確保も含めましてしっかりと待機児童解消に向けた取組を進めてまいります。  特に、この秋冬はインフルエンザとの同時流行も懸念されますことから、本定例月会議の中日に上程いただきました65歳以上の高齢者や60歳以上で既往症をお持ちの方、また中学校3年生までの児童や妊婦さんに対しまして、予防接種を行うための追加補正をお認めいただいたところでございます。医師会とも連携を図る中、一人でも多くの方に接種いただきまして、安心してこの冬をお過ごしいただけますように、しっかりと体制を整えますとともに、市民の皆様への周知を行ってまいります。  また、発熱外来や検査体制につきましては、充実した体制が組めますよう、医師会や県関係機関等と連携をして準備を進めてまいります。  そのような中、今月の4連休には、政府によりますイベント入場制限が緩和され、各地でプロ野球やサッカーのJリーグがこれまでの観客上限5,000人を撤廃して開催されたところでございます。また、滋賀県においても9月18日に新しいガイドラインが示されまして、少しずつ新たな生活様式での日常生活が取り戻せつつあります。  これを受けまして、本市におきましても庁内の新型コロナウイルス感染症対策連絡会議を開催し、新たな守山市が主催するイベント等の対応方針につきまして、来月10月1日より人数規模等を緩和することを決定させていただいたところでございます。図書館におきましても、学習コーナーにおいてはマスク着用を条件に、全席ご利用いただける形で進めてまいります。  季節のよいこの秋に、各学区や自治会等で本来であれば集いや運動会、文化祭などが開催されるところでございますが、残念ながらその多くが今年は中止をされているところでございますが、特に年配の方々の健康維持、病気や介護の重症化防止の観点から、3密に配慮してのスポーツ、文化鑑賞、散歩等の外出や交流、また健康づくりの取組を促してまいりたいと考えております。  いずれにいたしましても、感染拡大防止と新たな生活様式の両輪によりまして、市民生活を守るべく、検査・医療体制の構築や生活支援策、経済支援策、子どもたちの教育環境等、必要な事業を引き続きしっかりと継続しながら、市民の皆様が安心・安全な生活を送れますよう万全を期してまいりたいと考えております。  議員各位におかれましては、なお一層のご自愛をいただきまして、市勢の発展と市民福祉の向上に引き続きご貢献、またご指導、ご鞭撻を賜りますよう、心からお願い申し上げまして、閉会にあたりましてのご挨拶とさせていただきます。  本当にありがとうございました。 ○議長(新野富美夫) 本定例月会議におきまして、慎重にご審議を賜り、無事終了いたしましたことを心から御礼申し上げます。  これをもって、次回、会議まで休会いたします。  どうもご苦労さまでございました。              〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜〜〜                   閉会 午後2時50分    守山市議会会議規則第124条の規定により、下記に署名する。                             令和2年9月30日                      守山市議会議長  小 西 孝 司                      守山市議会副議長 西 村 弘 樹                      守山市議会新議長 新 野 富美夫                      署 名 議 員  山  直 規                      署 名 議 員  小 牧 一 美...